現在住宅のベランダ、バルコニーの防水にはFRPが採用されていることが多いいのが、一般的となっております。
ただし構造上の問題からシート防水やウレタン防水をやられている方もいらっしゃいます。
ここではFRP防水も経年劣化により様々な症状が現れてきますので、FRP防水の改修工事についてご紹介したいと思っております。
FRPとは・・・
軽量で耐久性、耐水性に優れた繊維強化プラスチックのことでございます。身近な例といたしましては、車のボンネットや浴槽などが挙げられます。
特徴といたしましては
1. ジョイント部からの漏水に対する信頼性が高く、シームレスで強固な防水層を造れる。
2. 施工が容易でローラーでの施工が可能なため、工期が短く、また補修も簡単。
3. 軟質ポリエステルを主成分とした防水層で、躯体の動きに追従し、高い密着性を備えています。
4. ガラスマットに樹脂を含浸した軽量かつ強靭な防水工法で均一塗膜を形成。
5. プラスチックと同様に非常に軽い性質で躯体への負担が少ない。
6. 耐摩耗性・防水性・耐久性を兼ね備えている。
下記症状が一つでも当てはまるようであれば、ベランダ防水時期のサインでありますので、
まずは一度、無料診断をご利用いただければと思っております。
様々の症状に応じて最適な修繕方法をご提案させていただければと思っておりますので、お気軽にご連絡ください。
既存塗膜に付着した、カビ・藻・泥などを高圧洗浄で除去。
ケレン作業後、アセトンを使用し、油分の除去作業を実施。
既存塗膜と新規防水層の密着性を高めるために塗布。
FRP防水用ガラスマットとは、極めて細い糸状にしたガラス繊維。
樹脂内部に空気が入ったまま硬化すると、膨れ・浮きが発生するため、入念に空気を抜く、脱泡処理を行います。
防水層が紫外線によって劣化しないよう、表面保護処理(トップコート)を塗布いたします。またトップコートには骨材を入れ、滑りにくくするようにして施工させていただいおります。
塗布完了風景になります。
FRP防水仕上がり完了写真
上記施工方法以外にも、表面保護処理(トップコート)の塗り直しもできますので、現在の状況に合わせて、ご提案させていただきますので、
お気軽にお問い合わせいただければと思っております。またベランダ防水工事の単独でもご対応させていただいておりますので、ご安心ください。